外壁塗装をしたいけどお金がかかるから、どうしても先延ばしにしてしまうことがあるかも知れません。
どうして外壁塗装は必要なのでしょうか。
外壁塗装をするメリットや、外壁塗装の基本的な性能について調べてみました。
外壁塗装が必要な理由とは？
多くの人が誤解していますが、外壁塗装は家を綺麗に見せるためだけにするものでは無いという点です。
外壁塗装が必要な主な理由は、家を守って長持ちさせるためです。
塗装の役割というのは、家の中に水や湿気を入れないためです。一定の期間の中できちんと塗装をし直してあげると、家の防水性が高まり、結果として家の耐久年数が延びていきます。
家を守るための必要性という意味では、ただ単に何年経ったから外壁塗装をするとかでは無く、塗装が傷んできたからすると考える方が良いでしょう。
もしくは家を長持ちさせるために、塗装が傷む一歩手前で外壁塗装をするのが理想です。
もし外壁塗装をしなかったらどうなる？
外壁塗装をしなかったら、湿気が家の中に入り込むようになるので家の傷みが早くなります。壁のひび割れから雨水が入ったり、塗装の剥がれから徐々に湿気が染みこんだりしてしまいます。
家の壁というのは経年劣化してきますが、塗装が傷めば傷むほど、経年劣化の速度は速くなります。壁の中に雨水がドンドン入ってくると、家の大切な部分である土台や柱が腐ってしまうことがありますよ。
家に使われている材木が、水分を含み始めると、そこから腐朽菌という菌が発生してしまいます。腐朽菌が発生するとシロアリを引きつけるので、家の柱がもろくなったりそのほかの木材の部分の傷みが早くなったりしてしまうので注意して下さい。
メリットと基本的な性能について
外壁塗装のメリットは、その性能面と結びついています。
例えば、外壁塗装には色々な性能がありますが、一つは耐久性という性能です。耐久性が高い塗料はそれだけ価格が高くなりますが、耐用年数も延びる為に総合的なコストパフォーマンスで選びましょう。
それぞれの塗料には促進耐候性試験が実施されていて、耐久性のレベルが三つに分けられています。1種に分類されている物が一番耐久性も高く、3種の物は耐久性が短いものとなっていますので覚えておいてください。湿気の多い場所では、防かび機能が付いている塗料を選ぶのもおススメです。
外壁塗装は家の土台や柱を守るために必要な物です。
一定の期間ごとに外壁塗装をすることによって、家そのものを湿気やシロアリから守っていけるメリットがあります。耐用年数が高いという性能や、防かびの性能に注目して塗料を選びましょう。
