外壁塗装の仕上がりに満足ができない場合に、塗装をやり直してもらえないのかと不満に感じてしまう人もいます。
外壁塗装のやり直しは業者によってしてもらえる場合もありますし、してもらえない場合もあります。
外壁塗装のやり直しでOKがでるケース
工事完了後に仕上がりに満足ができなかったからといって、必ずしも工事をやり直してもらうことはできません。
外壁塗装にかかる料金を考えると安いものではありませんので、無償で再度工事をするとなると業者側には多大な損失になります。
明らかに業者による過失の場合には、優良業者であればほぼ問題なく無償で塗装をやり直してくれます。
例えば、雨樋やエアコンの室外機そのままにして塗装をしてしまったこと原因で、裏側が塗られていないのが目立つなどの場合には間違いなく無償で引き受けてくれます。
悪徳業者の場合だと
ムラがあるなどの人為的なミスであったとしても、悪徳業者はやり直しを拒否してくる可能性が高いです。
さらに、やり直しするには、業者側に過失があったとしても追加の工事費が発生してしまうケースがほとんどです。
このようなことにならないためにも、外壁塗装の業者を選ぶ段階で優良業者を選択することが大切なのです。
顧客側に問題での塗り直し
塗装の途中や、塗装完了後に多いのが想像していた家の色と異なるというでの塗り直しは、顧客側に問題がある場合もあります。
実際に色を塗ってみて満足ができずに、違う色を希望する場合には顧客側の問題の場合も多いです。
カラーシミュレーションで色を決めているとこのようなことが起こる場合があります。
PCの画面上での色の見え方の違いもありますし、小さな画面でみる面の色と、壁面全体に塗った場合の色の見え方が違うというのが要因になっていることが多いです。
どのタイミングでやり直しを希望しても、ある程度の追加料金が発生します。
とくに住宅の色は、太陽の光によってイメージが大幅に変わります。
蛍光灯の光だけで判断するのではなく、色見本を太陽光で見るようにしたりして、慎重に色選びをしなければいけません。
勝手な言い分でイメージと色が違ったため無償でやり直して欲しいという意見は通りません。
過失が分からない場合
とくに多いのが塗りムラによるトラブルです。
親切な業者であれば無償で塗り直しをしてくれますが、業者によっては追加料金が発生してしまいます。
顧客側からすれば、高額な料金を払っているにも関わらずムラがあることに不満を感じてしまいます。
しかし、どの程度のムラがあれば業者の過失となるかという基準が設けられていません。
誰が見てもはっきりと分かるほどのムラであれば交渉できますが、微妙なムラだった場合には無償で塗り直しを希望するのは難しいです。
こういったトラブルに巻き込まれないようにするためには、本当に信頼して塗装を依頼できる業者を探すことが大切です。
仕上がりに納得ができなければ、返金などをして欲しいという気持ちになってしまいます。
トラブルに発展してしまえばさらなる手抜き工事をされたり、最悪の場合には裁判沙汰になってしまう可能性すらあるので注意しましょう。