子供がいる家庭では外壁塗装に使用する塗料にも気をつけなければいけません。
もしも塗装に子供が触れてしまったり、口に入れてしまっても安全性の高い塗料もありますので、業者に相談して安心して塗装をしてもらいましょう。
子供にも安心な塗料の選び方
子供がいるご家庭では、塗料が身体の小さな子供に与える影響が気になるところだと思います。
現在使用されている外壁塗装の塗料の多くは、従来のものと比較すると安全性に優れているものが採用されています。
もちろんいくら安全性が高いといわれていても、直接口に入れてしまうと害があるものもありますので、不用意に子供が塗料を使っている作業現場に近づかないように注意は必要です。
また子供は臭いに敏感なので、塗料の臭いが嫌いな子供も少なくありません。
そういった場合には水溶性の塗料を使用してもらうなどの配慮をして、化学物質の少ないものを用いると効果的です。
どうしても不安に感じてしまう場合には、口に入れても問題がない自然系の塗料を依頼するのも一つの方法です。
もしも子供が謝って飲み込んでしまったら
子供がもしも塗料を謝って飲み込んでしまったら、どのような成分のものなのかを業者に聞いて特定して、すぐに医師に相談するようにします。
すぐに気がついた場合には、飲んでしまったものを吐かせるなどをしてから病院に連れて行く方が安心です。
塗装された箇所に近づかないようにと親が教えてあげても、子供は興味を示してしまいます。
なるべく塗装している間だけ他の場所で生活をしたり、子供がある程度大きいようであれば夏休みの間に依頼して、家族旅行などをして塗装が乾くまでは自宅を離れるのも有効です。
実際に塗料を使用するのは数日で、乾燥までにかかる時間を合わせても1週間程度です。
塗料の臭いが気になる場合
塗料の臭いは窓をしっかり閉めていても部屋の中に入ってきてしまいます。
換気をするために窓を開けるわけにもいきませんので、風の流れを利用して塗装していない方から臭いを逃がすなどの対策をするのが効果的です。
塗装は1方向からするため、反対側の窓は開けても問題がない場合がほとんどです。
小さい子供がいる場合には、施工業者に予め使用する塗料の成分を聞いたり、安全性などを確認しておくようにします。
そうすることで、施工業者の方で配慮してくれることもありますし、お互い安心して塗装ができるようになります。
もしも何かあったらと不安に感じるのは親だけでなく施工業者も同じ気持ちです。
リスクを最小限に抑えて気持ちよく作業をして満足できる仕上がりにしてもらうためにも、子供に注意をするようにして、手を触れたり近寄らないように配慮することが大切です。