外壁塗装は安いに越したことはありませんが、安かろう悪かろうでは結果として家が痛むことになります。
では、コスト面で優れていて性能も重視するなら、どんな塗料を選択したらいいのでしょうか？
初めて外壁塗装をする時にはコスト面が優れていながらも、長持ちする塗料を選びたいと思うものです。数ある塗料の種類の中から、一体どんな塗料を選べば失敗しないか注意すべき具体例をあげながらご紹介します。
安い外壁塗装で気をつけたいこと
家の外壁塗装で注意すべきなのは、ひび割れという症状です。
外壁がひび割れてくると、壁や室内に雨水が溜まっていきます。雨水自体だけでは無くて、湿気もたまり下地が徐々に浸食されてしまうのです。
ですから、外壁塗装をする時には、すぐにひび割れてしまわない耐久性のある塗料を選ぶことです。外壁は毎日太陽の紫外線や雨、そして風に耐えなくてはいけないので、耐久性を重視するといいでしょう。
迷ったときはシリコン系塗料
どの塗料に使用か迷うときには、シリコン系の塗料を選ぶなら大きく失敗してしまうことはありません。
シリコン系の塗料は、外壁塗装の業界で現在主流となっています。
今まで使われていた塗料にシリコンを含むことによって、シリコン特有の汚れに強かったり太陽熱に強かったりする機能が追加されました。
汚れや熱に強いシリコン系塗料は、耐久性が高いことでも評価されています。
これだけの機能がありながらも、シリコン系の塗料は価格が高すぎないのが魅力です。耐用年数は11年前後と言われていて、長いにも関わらず価格はこなれているのでコスト面に優れた塗料と言えます。
無機ハイブリッド塗料にも注目
別のコスト面で優れる外壁塗装のオプションとして、無機ハイブリッド塗料も挙げられます。
無機ハイブリッド塗料は鉱物などを含んでいる塗料で、紫外線に強くて色あせが進まない特長があります。この塗料を使用すると埃などの汚れが付きにくいですし、耐火性と耐久性という頼もしい機能が発揮されます。
無機ハイブリッド塗料は他の塗料と混ぜ合わせる必要がありますが、どの塗料と混ぜるかによっても発揮される機能の質が左右されますよ。
業者を選ぶときには、無機ハイブリッド塗料を扱い慣れているところに依頼しましょう。
コスト面で優れている外壁塗装を選択したいときには、耐久性に着目するのがコツです。どれにしたら良いか分からないときは、シリコン塗料を選んでおくならコストパフォーマンスの良い外壁塗装が出来ます。
少しコストに余裕があるときには、さらに高機能な無機ハイブリッド塗料を選ぶと良いでしょう。
